2020年06月24日

発達障害児同士のいざこざは平等な視点で見てもらいたい

学校で気になる子がいる息子。

同じ支援級の子です。

どうしてもその子が気になる。

気になるだけならいいのだけれど、ついに手を挙げたり、チクチク言葉を投げかけたりするようになりました💦


理由を聞いてもはっきり答えられない。

「イライラする」とか「嫌いだ」とか。

「字を書くのが遅い!」からとか。


人はみんな違うこと、出来ること出来ないことは同じではないことを息子にコンコンと説明しているけれど、一向に良くならない。

担任の先生からは「Nくん(息子が気になる子)はとても穏やかで良い子です。何もしていないのに息子くんからわざわざ近付いて暴力・暴言があります。」と言われてしまいました。

私も学校への付添でNくんのことは知っていましたから、穏やかで良い子なのはわかります。

ただ、【何もしていない】にとても引っ掛かり・・・


4月始めは学校に1日いた私。

その時はNくんから先に息子を叩く姿が見られました。

原因は息子があまりにも【ジャイアン】だからなのですが・・・(笑)

Nくんが叩くにも理由があるので、私は自分の子供が【叩かれる】ことについては特に何も感じてなくて、むしろ息子のジャイアンをどうにかせねば!と思うばかり。


それから休校になり、学校再開の準備のために午前中のみの授業が始まり、6月の本格的な再開に向けて給食が開始され始めた頃から息子のNくんへの暴力・暴言が始まったそうです。


このね、【暴力・暴言】という言葉も心を貫いた・・・💦


確かにそうなのですが・・・


息子にも現実を知ってもらうためと、自分の犯した事がどれほどの罪になるのかを知ってもらうために人を叩くと警察に連れて行かれて家に帰ってこれなくなることや、少年院という場所に送られることも話し始めています。

自分が苦手だから使ってこなかった言葉。


けれど人に言われて言葉の重みを実感出来たので、息子にも使った方がいいのかな?とも思いました。



先生にも現状を私も見たいとお願いしていたのですが、突然学校にまた付き添える機会ができて現状を見ることが出来たのです。


見ていると、Nくん、かなり息子の前をチョロチョロしてる(笑)


息子は自分の名前をしつこく言われることが苦手なのですが、Nくんは息子の名前を連呼してくれるんです。

Nくんも息子が気になるみたいで、関わりがなくても息子の名前を呼んでいて、息子に近付き、息子の様子を伺ったり前をチョロチョロしているではありませんか!!!!

可愛いですが✨


息子にとっては・・・きっと・・・嫌だよね・・・

私が見ていた時は、息子の機嫌次第でNくんの様子が気にならないみたいでした。

多分、息子が癇癪を起こしている時に同じようにNくんが息子の名前を呼んだとしたらキレるだろうなと予測できました。


先生が言った「何もしていないのに」にはちょっと誤解がある・・・


もしかしたらNくんのちょっかいをその時は見過ごせていても、自分がキレてしまった時にちょっかいを思い出し、当たってしまう対象になっているのではないのか?と感じました。


Nくんにも理由があるのと同じく、息子にも理由があるのです。


先生の言葉がどうしても引っ掛かり、私の先生への接し方が悪かったからかな・・・と凹んでみたり・・・・


ですが、手を出すことは悪いこと!!!!

圧倒的に息子が悪いことは私も理解しています。

だからこそ、投薬も増やしてもらいました。


けれど、投薬を増やしたからといって原因が解決されなければ限界がある。


息子も変わらなければならないけれど、環境も変えてもらえないと難しい問題もある。


Nくんには非がないと思っていれば、息子への対応は誤ったものになってしまうのではないか?と不安が残ります。

息子の【いや】もきちんと受け止めて、その上でやってはいけないことを伝えて、嫌な時はどうしたらいいのか、対処法も考えさせて・・・これが我が家での取り組みです。


今は落ち着いているとNくんを受け入れることが出来てきています。

Nくんにバイバイが出来ると、たくさん褒めています。


周りの大人の理解があってこそ成長するものだと思っている私。


障害児同士のいざこざは平等な視点で見てもらいたいと願うのです。



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posted by なっこ at 01:07| Comment(0) | 小学校生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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