2020年06月25日

甘やかしと寄り添い 特に発達障害の場合は注意が必要だと思う

人によっては「それは甘やかしだ!」と言われるかもしれない。

だ・け・ど!!!

私にとっては寄り添いなんです!と思うことが多々あるんです。


甘やかしとは

「甘やかし」は、子どもができることを保護者が先回りしてやってしまったり、がまんすべき場面でがまんをさせなかったりすることです。例えば、子どもが自分で靴を履こうとしているのに、「時間がかかるから」と保護者が履かせてしまったり、公共の場で騒いでいるのに注意しなかったりするのは、「甘やかし」と言えます。

ベネッセ教育情報サイト 引用



この【がまんすべき場面でがまんをさせない】

ここ!!!

ここが今回発達障害を抱えている息子にとっては難しいと思うところです。

がまんって人によって違う。

同じことでも少しのがまんで乗り越えられる人と、ものすごい苦痛を味わってがまんしなければ乗り越えられない人がいる。


苦痛を味わうがまんって生死に関係すること以外ならしなくてもいいのではないか?と思うのです。


いじめられてものすごい苦痛を味わいながら学校へ行く子どもたち。

逃げていいんだよ!私はそう思う派です。



息子の場合、人が多いところに行くことが苦痛。

小学校でも大人数が集まる行事が苦痛。

これは息子の特性なんだけれど、特性が故に「頑張れば出来る!」なんていう精神論は通用しない。



そこ、避けて通ったらダメな人間になるのかな?

我慢しなかったら甘やかしなのかな?

無理やり我慢したら何か息子は得ることが出来るのかな?






今日は三角巾を腕に付けて学校へ行った骨折息子。

昨日、「先生は僕が骨折したことを知ったかな?」と何度も聞いてきた。


あぁ、この子は先生に暴言吐くけれど、先生が好きなんだな。

関わり方がわからないだけなんだな。



教頭先生からは速攻で電話がかかってきて、謝罪までされた。

担任の先生は、夕方電話来るかな?なんて思っていたけれど、教頭先生から電話きたから来ないかな?とも感じていた。


息子にも「教頭先生が心配して電話くれたよ~」と伝えると「担任の先生は!?もう知ってる!?」と聞いてきた。



私「きっと教頭先生が伝えてるよ。」

息子「じゃあ電話くるかな!?」

私「どうだろう?今は授業中だし・・・もしかしたら教頭先生から電話が来たから来ないかも。けど知ってるよ!」



私の予想通り、担任の先生からは電話は来なかった・・・。

息子の気持ちを思うとちょっと悲しくて。


今朝、学校へ行く前に息子が「午前中で帰りたい」と言ってきた。

私は最初は「学校で不安が強くなったり、思い通りにいかなくてイライラしたら先生に相談してみて。保健室に行って休みな。それでも落ち着かなかったら先生がママを呼んでくれるよ。」と伝えたけれど、息子は納得できず。


私も落ち着いて考えたけれど、新しいことに不安を感じる息子。

先の予測を想像することが難しい息子。

そうだよね、左手が使えなくてもどかしくて、不安だよね。

なかなか【助けて】が言えないのに不安だよね。


そう感じて「じゃぁ、午前中で帰ろうか、不安だよね。少しずつ慣れていけばいいよ。」と息子に伝えた。



学校へ行き、先生にそのことを伝えるとすぐさま先生から

「片手が使えなくても大丈夫です。利き手は使えるから箸は持てます。ご飯は食べれます。まずはやってみましょう。」

と息子に言葉をかけてくれた。



そうじゃない。そうなんじゃない。

そんなことはわかっている。出来ることも家でやったからわかっている。

気持ちが追いつかないんだよ。




他の子供達もいる前で先生に対して意見を言えない私。

どうしても先生の言葉とは違うことを私は言ってしまうから。

もしかしたらこのお母さんは先生を否定している?と思われてしまうと嫌だから。

なぜ嫌か、息子にもそうだけれどやはり先生を【悪者】にしてほしくないから。


先生の言うことも間違ってはいない。

ただ、感じ方、捉え方が違うだけ。


私は息子の心を感じているから寄り添いたい。

けれどきっとそれは学校では【甘やかし】になるのだろう。


もうね、授業が遅れたっていいよ!

今は安心して通うことが何よりも大切で、学校を嫌いになってほしくない!その一心なんだよ!



先生に何も言い返せず、息子に「頑張ってみる?きっと出来るよ」と話すと黙って首を振っている息子がいた。

顔が強張ってる。

どうしたらいいんだろう・・・


それでも強張っている息子にエールを送って置いてきた私。

今頃息子はどうしているだろう?



うまく助けてって言えてるかな?

イライラして怒っていないかな?



こんなに後悔するならもっと先生と話し合えばいいのに・・・

けれどそんな時間の余裕もないし・・・



とりあえず、帰ってきてからの息子の様子を見よう。

それでどうするか考えよう。

もしかしたら先生のやっていることは合っているのかもしれない。

息子の成長を私が奪っているのかもしれない。

慎重になりすぎるのは、幼稚園で失敗を重ねてしまっているから。

けどね、慎重になりすぎて悪いことはないと思う。

だって骨折が治るまで学校には行きませんって言っている訳ではないんだもの。

少しずつ慣れていけばいいと思っているだけ。



それがなかなか伝わらない。

きっと先生なりの考えや学校での息子の態度や色々なことを考えての私との意見の違いなんだと思うけど・・・。




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posted by なっこ at 14:11| Comment(0) | 小学校生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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