長く続いている息子の登園拒否。
今月は数えたら3日しか登園していないではないですか!!!
2月早々から再び始まった強い登園拒否。
その前の週は嫌だ嫌だと言いながらも休まずに園に行けた!
やりすぎたか!?無理をさせすぎたか!?と反省しつつ、休憩と称して休ませることに。
だがしかし!
またもや強い登園拒否&幼稚園なんて嫌いだ!が始まってしまった。
一時期は言わなくなって、行きたくないと言っても「幼稚園が嫌い!」と言わなくなっていたのに何でなんだろう!?と不思議で仕方がない。
そこまで幼稚園が合わないのであればやはり浮かんでくるのは『転・園』の二文字しかない。
しかし年中に上がる今になって転園ってのはどうなんだ?
子供は子供で慣れてきているはずだし・・・。
お友達だって出来てきているし、また1から始めるのは息子にとってプラスなのかマイナスなのか計り知れない。
などと色々迷ってはいたものの、私自身が転園を考える決定打を先生からもらってしまい、転園を本格的に考えることにしました。
私が受けた決定打とは・・・信頼が無くなってしまったことです。
色々な事が重なって「もうこんなに無理させてまで幼稚園に行かせなくてもいいのでは?」と思ってしまった。
しかし習慣?と言えばいいのか?私に染み付いた「幼稚園には行かせなければならない」という呪縛がなかなか拭い去れず、何度か息子に幼稚園に行くように説得をしてしまう日々。
その度に聞きたくない暴言を聞き、息子も言いたくもない(と思っているが)幼稚園の悪いところを言い・・・。
二人とも何の進歩もない説得を繰り返し・・・。
それでもやっと私の呪縛が解けたのが登園拒否4日目のこと。
息子に対して心の底から『幼稚園行かなくてもいいんだよ』と言えた!!!
このときの私!聖母のようだった!!!!!!!(笑)
そして今現在、登園しなくなって7日目。
半ばインフルエンザに感染したこともあって完全に幼稚園に行けなくなった。
息子はと言うと「行かなくてもいいんだよ」と言っても毎朝必ず「今日は幼稚園?」と怯えたように聞いてくる。
「そうだけど行く?嫌ならいかなくてもいいんだよ?」と答える私。
喜ぶ息子。
もう何が正しいかとか間違っているかとか考えるのではなくて、今!今日一日を気持ちよく過ごすかどうかを考えようと気持ちを整理する。
休ませるけれどずっと遊びに付き合うのではなくて、「ママは仕事をしなければならない」事を告げ、内職もしたし、息子連れで用事も足した。
その後で息子の喜ぶ遊び場で遊んだりして、幼稚園を休んで一緒にいれることを楽しんでみた。
ママエキスをた~っぷり注入とでも言いましょうか。
「子供の好きなことをやったら休むことが癖になる!」とか意固地になるのではなくて、一緒にいれる時間が出来たのだから、好きなことやろ~♪の軽い気持ちで息子との時間を楽しむことが出来た。
そんなこんなしつつもたまに息子には転園の話をする。
「幼稚園が変わったら今の幼稚園のお友達とは会えないんだよ」とか「新しい幼稚園、新しい先生、新しい友達になってもいいの?」とか。
息子はこれに対しては「いいよ!新しい幼稚園に行く!」と快く賛成してくれた(笑)
以前は新しい幼稚園すら嫌だ!と言われ、幼稚園になんか行くもんか!!!!だった息子。
幼稚園に行くといった変化が見られただけでも転園を考えてよかったと思う。(転園してよかったではなくて、考えただけだけど)
そして幼稚園に行かなくなって7日目のお風呂上りに変化が起きた。
息子がクラスのお友達の話を始めた。ニコニコと笑って楽しそうに。
私「お友達に会いたくなった?」
息子「うん!」
私「幼稚園に行く?」
息子「うん!明日行く!」
だってぇぇぇぇぇ~!(涙)
あぁ、この休んだ数日間は無駄ではなかったんだと心の底から思った。
腹を割って楽しめたからこそここにたどり着いたのだと思った。
しかし・・・
現実はここから・・・・・
私「じゃぁ今の幼稚園で頑張ってみる?」
息子「それは無理」(ガーン)
私「そうか・・・じゃぁ見学は行ってみようね」
息子「なんだかドキドキするな~」
なんだかね、息子のこの言葉に私は胸が熱くなってこっそり涙してしまった。
私だけがドキドキしているのではないこと。息子もどうしたらいいのか迷っていること。
そして未来はどうなるのか誰にもわからないこと・・・。
だから!面白い!!!とでも思わないと乗り越えていけないほどの重圧の中で、もっと私がしっかりしなければと思うのです。
息子と共に成長!では遅い!
息子より一歩先に成長!これを心がけて生きていこう!!!!(笑)
私は登園拒否がひどい息子を休ませて本当によかったと思っています。
調べると毎日通ったほうがいいという意見もあります。
あると言うか、その意見が正当化されていると言うか…。
息子が行っている幼稚園もそうです。嫌がる息子を園に連れてきてくれさえすれば、幼稚園では楽しく過ごしていますから!と言われて頑張ってきました。
けれど息子の場合は違っていました。
「(幼稚園に)置いていかないで」そういうようになりました。
何度も先生に強制連行されても息子は幼稚園を好きになりませんでした。
もちろん先生の言うとおりに強制連行されても園では楽しく過ごしていたみたいです。
けれどそれは大人が勝手に「園にさえ来れば楽しく遊んでいる」と思っているだけで、息子にしてみればそうではなかったのかもしれない。
もしかしたら本当に楽しく過ごしていたのかもしれないけれど、根本的な問題が解決されていないからすぐに「行きたくない」気持ちが満タンになってしまうのかな?とも感じました。
たくさん休んだお陰で息子の気持ちもたくさん知りました。たくさん考えました。
私が言いたい事は世間が言う様に「登園拒否には毎日通わせることがよい」ことが合わない子供もいるということです。
そういう子はいったいどうなるの?って感じですが・・・(笑)
我が子のように幼稚園がトラウマ的な存在になってしまったら大変なことになります。
今の幼稚園が息子に合っていないのか、そもそも幼稚園自体に向かない子供なのか・・・(どうしよう・・・)
それは転園してみないとわからない!!!
そう思うと不安だった転園も『賭け』みたいになってきてちょっと楽しくなりました(笑)
息子の人生を賭けてすまぬが、これで一生が決まるわけではない!(はず!)
笑ってないとやってらんないよ~!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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