それよりもひとりっこウンヌン言われたことに腹が立っていた私でしたが、落ち着いたら多動が気になる・・・(笑)
幼稚園に通っているけれど、そんなこと言われたことがないし・・・。
けれど確かに落ち着きはない!けど4歳の男の子ってこんなもんでしょ~なんて思っていました。
疑いではあるけれど、何か出来ることがあったらやってあげたい!
そんな思いで幼稚園の先生にも園での様子を聞いてみたら・・・
「はい・・・じっと座っていられません。話を最後まで聞けません。順番が待てません」
なんだとぉぉぉぉ!
これ、私が調べた多動の特徴に当てはまりすぎですけど!
[ADHD(注意欠陥多動性障害)の特徴]
・忘れっぽい(園、学校からの配布物、友だちとの約束を忘れる)
・集中が持続しない(先生の話を最後まで聞けない、宿題や作品作りが最後までやりとげられない)
・落ち着きがない(じっと座っていられない)
・順番を待つことが苦手
忘れっぽいというところが今現在の生活では確認できないところですが、他は当てはまりますね・・・。
他にもADHD診断項目として下記のものがあります。
①すぐに立ち上がったり、ずっとそわそわ動いている
②早いスピードで走り回り続ける
③友達と仲良く遊ぶことができない
④3分程度の作業でも続けて行うことができない
⑤何事も集中して取り組むことができない
⑥道路に飛び出してしまうなど注意力が低い
⑦誰でも構わず話しかけに行ってしまう
⑧片足で跳ぶことができない
⑨注意されてもやめようとしない
⑩すぐに色々な場所を登ろうとしてしまう
上記の診断なんですが、実はあまり当てはまらないんですよ・・・。当てはまるのは①と⑨と⑩ぐらい。
どれもADHDの特徴ではあるのですが、特徴としては当てはまる。けれど掘り下げると当てはまらない項目が増えるといったいわゆる【グレーゾーン】ってやつですね。
グレーゾーンとは発達障害の特性を持つものの、診断基準は満たさない状態を指す通称らしいです。なので基準を満たす場合と比べると困難がないように思われがちですが、生活をしていく上での悩みや困難はやはりあります。
なんていったって他とは違うから誤解されがちだし、理解されにくい。
グレーゾーンでも園や周りに知ってもらうことって大切だと思うんです。
児童相談所では「悪いところに目を向けすぎではないですか?」とか「他と比べて悪いところを探しすぎだ」などとも言われました(涙)
そうではなくて息子を叱るのではなく理解したいだけ。何か私に出来ることがあればやってあげたいだけ。
グレーゾーンの本当に薄い子に関しては児童相談所は何もしてくれません。
けれど息子の現状はテストをしただけでは変わらない。
ここで親としてどうするか!!!
まずは幼稚園の先生に多動の疑いがあると言われたことを報告しました。
私の次に一緒にいる時間の長い大人が園の先生です。その大人に理解してもらうことはとても大切なこと。
そして児童相談所ではなくてグレーゾーンの子供の相談でも聞いてくれるところを探すこと。
私は民間の施設に相談に行っています。まだこちらでは児童相談所の診断結果を話していないのですが、きっと頭ごなしに児童相談所で言われたようなことは言わないところです。
あとは小児神経専門医がいる施設があるそうです。
こちらで調べると住んでいる近くで相談できそうな場所が見つかるかもしれません。
しかし、病院とかクリニックなどの場所ばっかり・・・・。
グレーゾーンだと病院に行くまでの勇気はないですよね・・・。
それでも日常生活で困ることがたくさん!理解できないことがたくさんありすぎる!!!
前に発達障害の講座を受けた時に「多動のお子さんにはじっとしていなさいということが苦痛です。それによって多動が悪化することがあります。」と聞いたこともあります。
落ち着きがないのは幼児の特徴でもあり、小さいうちでの判断は難しいと言われています。
だからもしかしたら多動の症状があってもわからなくて【動くな!】と強いてしまうことがあってしまう。
それで悪化していたらたまったもんじゃないですよね(TT)
そういう場合はたくさん体を動かしてから座ろうねと仕向けるといいそうです。
なのでじっとしていて欲しい場面の前に、体をたくさん動かすことをすると有効だそうです。
たとえグレーゾーンでもわかった時点で出来ることはあるはず!
やって無駄なことなどないはず!
これからも多動のグレーゾーンと向き合っていきたいと思います。
【発達障害とグレーゾーン】子どもの未来を変えるお母さんの教室 [ 吉野加容子 ]
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